イントロダクション
振付家と女優で立ち上げるおんなたちの [わたくしごと] ダブルビル
waqu:iraz約2年ぶりの本公演は、2本立てで上演!
昨年、第8回せんがわ劇場演劇コンクールで上演したオールフィメール作品を大幅にリクリエーション。グランドバレエの名作、白鳥の湖を現代の女子高生に置き換え、新たな解釈で組み立てる「はくちょうたちの、」童話のヒロインをモチーフにアラサー女子たちのアレコレを描き出す「closets」
俳優賞を受賞した初演キャストに新たなメンバーを加え、より多彩に、色濃く強く立ち上げます。様々な女たちの、いろいろな[わたくしごと]ぜひ覗きにいらしてください。
はくちょうたちの、
グランドバレエの不朽の名作「白鳥の湖」
それを現代の、しかも女子高生に置き換えたら?
お姫様のオデットでも、恋敵のオディールでない。
その他大勢、「群舞」の彼女たちの日常。
「closets」のワンシーンを抽出し、独立した作品として新キャスト達と立ち上げます。
古典バレエの演劇性を生かし、新たな解釈で大胆にアレンジをしていきます。
キャストは今後が期待される若い俳優陣で構成。
のびやかな身体性と新鮮な言葉によって彩ります。
closets
「めでたしめでたし」じゃ終わらない、わたしたちの現実は続く。
2017年7月、せんがわ劇場演劇コンクールにて初演。
シンデレラ、人魚姫、ラプンツェル、白雪姫などの童話のヒロインをモチーフに、エチュード、インプロビゼーションやグループワークなど、ディバイジングの手法を用いて演出・振付家と出演者が共同でシーンを創作。
女性ならではの視点・題材、キャストのキャラクターや全体の構成などが評価され、本来個人へ贈られる「俳優賞」をカンパニー全員で受賞。
本公演では新たなキャストも迎え、よりテーマ性を高め再構築。
普遍的な童話のストーリーや登場人物を通したうえで見える人間、特に現代女性のアイデンティティーや生きていく上での強さ、弱さ、愚かさ、いとおしさなどを描きます。
waqu:irazとは?
2014年、舞台を中心に活動する小林真梨恵のソロプロジェクトとして始動。作風は演劇をベースに、ダンスや身体表現、音楽も多く取り込まれることが特徴。全公演において、主宰の小林が中心となって企画・創作し、他スタッフ・キャストは公演ごとにその趣旨に沿った人材を集める。2017年第8回せんがわ劇場演劇コンクールにて「closets」を上演、本来個人へ贈られる[俳優賞]を出演者全員で受賞。